来年度(2019年度)の助成金を大予想「働き方改革支援コース」とは?
- 2018.11.19
- 働き方改革NEWS

現在、2019年度の助成金については、予算や概要のみ発表されていますが、その中に
人材確保等支援助成金(働き方改革支援コース)
というものがあります。内容としては
「働き方改革のために人材を確保することが必要な事業主が、新たな労働者を雇い入れ、一定の雇用管理改善を達成した場合に助成を行う」
とされています。
新聞発表等も併せて情報を確認してみますと。
①労働時間等改善助成金の各コースを実施する
(内容は、時間外労働等改善助成金は、中小企業・小規模事業者が時間外労働の上限規制等に円滑に対応するため、生産性を高めながら労働時間の短縮等に取り組む事業主に対して助成するもとされています)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/index.html
②人材確保等支援助成金(働き方改革支援コース)の計画申請を行う
③正社員採用後、一年定着後に支給申請を行う(助成額60万円、10名迄)
になると考えられます。
(続報 パブリックコメントにも掲載されていました。転載します)
① 働き方改革支援コースの新設
【新設制度の概要】
時間外労働等改善助成金(時間外労働上限設定コース、勤務間インターバル導入コース及び職場意識改善コースに限る。)の支給を受けた中小企業事業主であって、雇用管理改善のための計画を策定し、新たに労働者を雇い入れ、及び人員配置の変更、労働者の負担軽減その他の雇用管理の改善に取り組んだ事業主に対して、次のとおり助成す る。
《支給額》
雇い入れた労働者1人当たり 60 万円(短時間労働者の場合は、40 万円)
※10 人分を上限とする。
※生産性要件を満たした場合、追加的に雇い入れた労働者1人当たり 15 万円(短時間労働者の場合は、10 万円)
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